嫌韓ネタを扱っているサイトや本では、よく見かけるフレーズではないだろうか。
671倍の嘘をつく。・・・・・・ちょっと想像ができない。
ある日本人が1つ嘘をつく間に、ある韓国人は671個もの嘘をついているということだろうか?
それではもう韓国人の話には真実を挟む余地がなくなってしまう。
あるいは、日本人は671日に1回嘘をつくのに対し、韓国人は毎日1度嘘をついているという話か?
韓国では毎日がエイプリルフールで、日本では4月1日が2年に1回しか来ない。
エイプリルフールネタを楽しんでいる人たちには物足りなくなりそうだ。
いやいや、量ではなく質的な話かもしれない。
日本人のつく嘘の、671倍強力な嘘を韓国人はつくのだ。
・・・・・・何だそれ?
この話の元ネタは、2000年の日本と韓国における偽証罪の数が基準なのだそうだ。
2000年、韓国では1198人が偽証罪で起訴され、対する日本で起訴されたのは5人。
ここから人口差を考慮して計算すると、「韓国人は日本人の671倍嘘つき」という話ができあがる。
→http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Kaede/3250/noriasa/k2.htm
日本人との比較は置いておくとして。
実際、韓国人のつく嘘の話はよく耳にする。
「アイ・アム・ザパニーズ(海外で事件を起こしたら日本人だと名乗れ)」などは、既に嘘をつくことが韓国人の行動パターンに組み込まれてしまっている代表例だろう。
そして、韓国人の嘘として真っ先に思い浮かぶのが、自称・元従軍慰安婦の証言ではないだろうか。
ここで、自称・元従軍慰安婦による、明らかに事実と異なっている証言を挙げていきたい。
・・・・・・挙げていきたいが、面倒なので他にまとめて下さっているサイトなどを各自で探して参照して頂きたい。
拉致された状況やその時の年齢、下手をすれば生まれた年すら(?)間違っていたりするので、いちいち挙げているとキリがない。
終戦後も日本軍の従軍慰安婦をやっていたという証言などは、こっちの心が折れそうになる・・・。
気を取り直して。
私が注目したいのは、「ジープ」や「クリスマス」が出てくる証言だ。
「慰安婦」と合わせてググるとこちらのサイトが上に出てきたので、そこから引用すると。
>↓以下が、キム・ボットンと言う上の写真の右側の
>ニセ慰安婦の証言です。
>
>-----------------------
>故郷の『朝鮮の村にジープに乗った日本軍』がやってきて誘拐され、 >『日本軍のヘリコプター部隊』の基地に連れていかれ、 >『クリスマス休暇中の日本兵』にコキ使われるなど >『昭和23年まで』解放されませんでした。
>日本兵には毎日のように『ブーツで』けられるなど、イジメられましたが
>-----------------------
>故郷の『朝鮮の村にジープに乗った日本軍』がやってきて誘拐され、 >『日本軍のヘリコプター部隊』の基地に連れていかれ、 >『クリスマス休暇中の日本兵』にコキ使われるなど >『昭和23年まで』解放されませんでした。
>日本兵には毎日のように『ブーツで』けられるなど、イジメられましたが
>日本兵たちは全員『8発も連射できるライフル』を持っているので、
>逃げたくても、とても逃げきれないと思いました。
>『ペニシリンを数週間ごとに』注射されて痛い注射を繰り返しうたれました
---------------------------
>逃げたくても、とても逃げきれないと思いました。
>『ペニシリンを数週間ごとに』注射されて痛い注射を繰り返しうたれました
---------------------------
>日本軍ではないようニダ
と、まぁ、ご覧のありさまである。
余りにもデタラメ過ぎて、こんな証言をする自称・元従軍慰安婦の言葉など一切信用できないと考えざるを得ない。
そして、「やっぱり韓国人は嘘つきなんだな」と確信を強めることになる。
それにしても自称・元従軍慰安婦は何故このような、調べたらすぐ分かる嘘をついたのだろうか?
同情さえ引いておけば細部の矛盾は気にせず、鵜呑みにしてくれるとでも考えたのだろうか?(韓国国内ならその通りかもしれない)
何も考えずに思うがまま適当なことを言っただけの、単なる馬鹿なのだろうか?
ここで、自称・元従軍慰安婦の証言を、「本人の記憶」という点に焦点を当て、心理学的に考えてみたい。
結論から言えば、「自称・元従軍慰安婦は嘘をついていない」という可能性があるのだ。
――いや、上の例を見ただけでも、自称・元従軍慰安婦が詐欺師であるのは明白だ。
――客観的に考えて、自称・元従軍慰安婦が嘘をついていないなど考えられない。
と、思うだろうか。
しかし、事実と証言が食い違い、客観的に聞けば明らかに嘘だと感じたとしても、当人の主観的には真実である場合もある。
証言の情報源は、証言者自身の記憶だ。
しかし、記憶は忘却するその時まで、体験や見聞きした情報を完全・完璧にそのままのカタチで保存できるものではない。
むしろ、容易に書き換えられていくものなのだ。
記憶の書き換えの研究では、何と言ってもLoftusが有名だ。
Loftusは自動車の衝突事故の映像を被験者に見せ、事故を起こした車がどれくらいのスピードを出していたと思うか尋ねた。
この時、Loftusはいくつかの被験者グループに対して、それぞれ異なった質問の仕方をしている。
「激突した時、車のスピードはどれくらいでしたか?」
「衝突した時、車のスピードはどれくらいでしたか?」
「ぶつかった時、車のスピードはどれくらいでしたか?」
「当たった時、車のスピードはどれくらいでしたか?」
「接触した時、車のスピードはどれくらいでしたか?」
すると、衝突の表現をより強い言葉を用いて質問されたグループほど、事故を起こした時のスピードが速かったと答える傾向にあった。
更に、「ガラスが割れるのを見ましたか?」と尋ねられると、「激突した」と表現されたグループは、「見た」と答える割合が他のグループの2倍になった。
しかし、実際に被験者が見た映像では、ガラスは割れていなかったのだ。
これ以外にもLoftusは質問時に用いた表現から受ける印象や、または誤った情報を与えることなどによって、人の記憶を書き換えることに成功している。
そして心理学の研究では、記憶が書き換えられるケースが他にいくつも見つかっているのだ。
・ 細部を忘却していたり所々忘れている部分がある時、また他人に説明することが難しいことなどを話す場合、他の記憶や知識などで補って、無意識に納得できるストーリーを作り上げる【作話】
・ 言われてみれば当然だという話は、話を聞く前から知っていてたと思い込む【後知恵バイアス】
・ 固定観念や対象について抱いている印象(偏見)などに影響されて、それに関する記憶が書き換えられる
・ 注目していない情報は記憶に残らず、注意によって記憶は編集される
・ 過去の態度や行動が、現在のものと一貫して同じだったように考える【一貫性バイアス】
それでは、自称・元従軍慰安婦が「ジープで拉致された」という証言について、心理学的に考えてみよう。
Q:拉致をした車は本当にジープだったのか?

Q:拉致されたのは本当に太平洋戦争の時だったのか?
→朝鮮戦争やベトナム戦争の時ならば、ジープを使う軍隊がいたかもしれない。慰安婦という言葉は、旧日本軍との結び付きが強いため、実際は他の軍の慰安婦だったのを勘違いしているのかもしれない。
Q:そもそも本当に従軍していたのか?
→韓国に限った話でもないが、貧しい家庭の女性が売春婦になることは多かっただろう(韓国は今でも多いようだが)。自分の売春婦としてのストーリーに、旧日本軍に強制連行された従軍慰安婦のストーリーを合体させてしまったのではないか?
Q:根本的な話として、売春はしていたの?
→そこから間違っていたのだとしたら、心理学の手には負えない。精神医学へどうぞ。
自称・元従軍慰安婦の証言を、日本が物証や状況証拠を用いて反論するとき。
韓国人は「被害者本人が言っているんだから間違いないニダ!」と言い返す。
しかし、被害者当人であろうが加害者であろうが、あるいは第三者であろうが、証言の情報源が記憶である以上、絶対的な信用を置くことはできないのだ。
ただし、自称・元従軍慰安婦の証言が事実と食い違う間違いだらけだったからといって、それで自称・元従軍慰安婦=詐欺師だと断言することもできない。
同時に、証言のほとんどがデタラメだということが、証言全てが間違っている証明にもならない。
結局、自称・元従軍慰安婦の証言に対して、確実に言えることはただひとつ。
証言は、アテにならないのだ。

旭日旗問題である。
旭日旗は大日本帝国が使用した軍旗であり、それはつまり軍国主義の象徴であり、ナチスのハーケンクロイツと同等のもので、韓国人は見るだけで不快な想いをする。
だから旭日旗のデザインは使用してはいけないと、日本や韓国国内、更に欧米にまで働きかけている。
根本的な突っ込みどころとして、旭日旗が軍旗なら、ハーケンクロイツはナチス党の党旗だ。
ナチス・ドイツの軍旗は黒十字で、当時国防軍が使用していたが、これはプロイセンの時代から現在に至るまで使われている。
日本で、ドイツにおけるナチス党に対応するものは何だろう・・・大政翼賛会?(よく知らないが)
そもそもぽっと出のヒトラーが独裁していたナチス・ドイツと、1500年かそれ以上の歴史がある天皇家が君臨してきた日本とでは、全く事情が違うと思うのだが。
と、まぁ、ボロがいっぱい出てくるので呆れるばかりだが、それもそのはず。
韓国人の旭日旗アレルギーは、ホンの数年前に、しかも言い逃れのためにでっち上げられたものである可能性が極めて高い。

2011年、サッカーのアジアカップで行われた日韓戦で、ゴールを決めたキ・ソンヨンがスタンドに向かって猿の真似をするパフォーマンス(日本人は猿だという人種差別)
↓
問題視されたことで、「旭日旗を見てカッとなってやった」と言い逃れ。
ただし会場に旭日旗は確認できず、試合会場までの道中で見たのか、そもそも本当にどこかで旭日旗を見たのか、見たとして本当にカッとなったのかは不明。本人ですら、もう分からないかもしれない。
↓

↓
2012年、同じくサッカー日韓戦、ロンドン五輪3位決定戦にて。
試合に勝利した韓国選手のパク・ジョンウが「独島は我が領土」とハングルで書かれたプレートを掲げて走る。
オリンピックで政治問題を主張することはタブーなので騒動に。
↓
韓国、「日本も旭日旗やそのデザインを使っている、あれは政治的主張ではないニカ!?」と主張。
↓
旭日旗狩りへ・・・
おそらく彼らの頭の中では、「昔から旭日旗を見ると気分が悪かったニダ!」というストーリーが出来上がっているのだろう。
それが本当なら、少なくとも韓国国内には旭日デザインを用いたものは無さそうなものだが。

調べたところ、公園自体はほんの1年前につくられたばかりとのこと。
時系列を見れば、韓国の旭日旗アレルギーは明らかに旧日本軍とは関係ない。
しかし、自分たちが納得できるストーリーを組み立てるために、彼らはいつだって必死である。
ストーリーを作るのが好きな割りには、ノーベル文学賞を取れないのが不思議だ。
いや逆に、こんな矛盾にあふれたストーリーばかり作っているから、永遠に手が届かないのかもしれない。
参考文献
デイヴィッド・マクレイニー (2011) 思考のトリック 脳があなたをダマす48のやり方 二見書房
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