10月20日
橋下徹大阪市長と在特会代表・桜井誠氏との間で意見交換が行われた。
「意見交換が行われた」と書くと、互いに意見を言い合い、話し合ったかのように聞こえる。
しかし、実際には話し合いなど一切行われなかった。
最初に桜井氏が橋下市長を「あんた」と呼んでしまうミスを犯す(?)と、橋下市長は噛み付いた。
橋下「あんたじゃねぇだろ」
すでにチンピラの小競り合いである。
そして桜井氏も応戦した。
桜井「じゃあ『お前』でいいのか?」
桜井氏が初めから喧嘩腰で行こうと決めていたのかは知らないが、橋下市長の品格を欠いた揚げ足取りに対して、謝罪して仕切りなおすよりも打ち合いを望んだ形だ。(一応打った後で『あなた』と訂正しているが)
桜井氏側からすれば好判断だったように思う。
大人しく謝罪していれば、橋下市長が(汚い言葉で)一方的に主張を話し続ける展開になっていたかもしれない。
そうなっていたら、終始押され続けるか、あるいはどこかでキレて滅茶苦茶になっていたはずだ。
それを『互いに罵倒し合う』という展開で判定にもちこみ、やや優勢とも映った。
もっとも、負けなかっただけで何の実りもない会談だったのだが。
桜井氏(在特会)の側からすれば、在日特権の問題、規制されるべきヘイトスピーチの基準など、橋下市長と話し合いたいことはいくらでもあった。
一方、橋下市長の意見は簡潔だ。
「ヘイトスピーチはやめろ」
「国会議員に言え」
「文句があるなら選挙にでろ」
これしか言っていない。
しかし翌日、市庁でのぶら下がり会見で、
「(会談を以って)在特会の主張については、自分と維新の党が引き受けたことになる」
「在特会の攻撃対象は、在日から自分たちに移った」
などと意味不明の供述を行っている。
勿論、そのようなことは一切口にしていない。
会談前に作成しておいたレジュメにでも書いてあったのかも知れないが(笑)、
ほんの10分足らずの会談内容、会見前にチェックしておくべきだろう。
あの会談において、橋下市長の発言で特筆すべきことと言ったら、
橋下「お前のような差別主義者はなぁ、大阪にはいらない。来んな」
というヘイトスピーチくらいのものだ。
在特会が在日コリアンに向けて主張しているものと大体同じだ。
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